シニアのスマホ料金はいくらが目安?60歳以上の割引とおすすめプランを比較

「60歳を過ぎると、スマホ料金が自動的に安くなるのでしょうか」

気になって調べてみても、料金の仕組みや割引条件ばかりが並び、結局いくら払うのか分かりにくいことがあります。

スマホ料金とサポート方法を比べるシニアのイラスト

先に結論をお伝えすると、60歳以上なら誰でも同じ金額になるわけではありません。

auには60歳以上向けの専用プランがありますが、SoftBank、UQ mobile、Y!mobileでは、対象プランの通話オプションが安くなる仕組みが中心です。楽天モバイルには65歳以上向けのポイント還元があります。

また、ahamoやpovo2.0のように月額料金を抑えやすくても、申し込みや変更をオンラインで行うプランもあります。

この記事では、シニア向けの割引内容、実際の月額料金、店舗で相談できるかどうかを分かりやすく整理します。

60歳以上向けのスマホプランと割引はいくら?

「シニア向け」と書かれていても、専用料金プラン、通話割引、ポイント還元では内容がまったく異なります。

通信会社シニア向けの内容料金の目安
au60歳以上向け専用プラン各種割引後2,728円
SoftBank60歳以上の通話オプション割引かけ放題が1,980円から880円
UQ mobile60歳以上通話割かけ放題が1,980円から880円
Y!mobile60歳以上通話ずーっと割引かけ放題が1,980円から880円
楽天モバイル65歳以上向けポイント還元3GBまで実質858円の案内あり
docomo60歳以上向け特典プログラム通信料金の直接割引ではない

60歳以上向けスマホサービスの種類をまとめた比較表
auは60歳以上向けの専用プランがある

auの「シニアバリュープラン」は、60歳以上の方が申し込める料金プランです。

月5GBと、1回5分以内の国内通話無料が含まれています。基本料金は月5,610円ですが、自宅のインターネットとのセット割や支払い方法による割引など、条件をすべて満たすと月2,728円になります。

つまり、60歳になっただけで2,728円になるわけではありません。 自宅セット割などを使えない場合は、表示されている最安料金より高くなります。

SoftBankは対象プランのかけ放題が安くなる

SoftBankの「60歳以上通話おトク割」は、シニア専用の基本料金プランではありません。

対象となる「スマホデビュープラン+」などに加入した60歳以上の方は、24時間かけ放題のオプションが月1,980円から880円になります。

ただし、スマホデビュープラン+は、ガラケーからスマートフォンへ変更する方など、加入条件があります。すでにスマートフォンを使っている方が誰でも申し込めるわけではないので、店舗で対象になるか確認したほうがよいでしょう。

UQ mobileとY!mobileにも60歳以上の通話割引がある

UQ mobileでは、対象プランに加入する60歳以上の方が「通話放題」を利用すると、月1,100円の割引を受けられます。

たとえば、UQ mobileのトクトクプラン2は、5GBまでの利用で各種割引を適用すると月1,628円です。60歳以上通話割を使って24時間かけ放題を付けた場合は、条件を満たせば合計月2,508円になります。割引前の基本料金やセット割の有無によって、実際の請求額は変わります。 

Y!mobileにも、60歳以上を対象にかけ放題オプションを月1,100円割り引く制度があります。店舗で手続きできるため、オンラインだけでは不安な方にも比較しやすい選択肢です。 

楽天モバイルは65歳以上にポイントを還元

楽天モバイルの「最強シニアプログラム」は65歳以上が対象です。

家族割を適用し、データ使用量が3GBまでの場合、ポイント還元を含めて実質月858円になると案内されています。

ただし、請求額そのものが858円になるわけではありません。いったん通常料金を支払い、後から楽天ポイントが付与される仕組みです。ポイントをあまり使わない方は、実際の支払額と実質料金を分けて考えたほうがよいでしょう。 

シニア割引がなくても安いプランはある

毎月のデータ使用量や通話時間によっては、シニア向け割引より一般の格安プランが合う場合もあります。

プラン月額料金データ容量手続き・相談
ahamo2,970円30GB原則オンライン
povo2.0基本料0円+データ代必要な分を購入オンライン専用
UQ mobile割引後1,628円から5GB以下の場合店舗あり
Y!mobile3,278円から5GBから店舗あり
楽天モバイル1,078~3,278円使用量で変動店舗あり

ahamoは月2,970円で30GBと、1回5分以内の国内通話無料が含まれています。外出先で動画やインターネットをよく使う方には分かりやすい料金ですが、申し込みや契約後の手続きはオンラインが基本です。 

povo2.0は基本料0円ですが、必要なデータ容量をアプリで購入します。あまり使わない月の料金を抑えやすい一方、データの購入や設定を自分で管理しなければなりません。

私も自分のスマホ料金を見直したとき、料金表だけを見れば安いプランが魅力的に感じました。しかし、実際には「困ったときにどこへ相談するか」まで考えないと、変更後に戸惑う可能性があると感じました。

結局、どのプランを選べばいい?

電話をよくかける方は、auのシニアバリュープランや、SoftBank・UQ mobile・Y!mobileの60歳以上向け通話割引を比較するとよいでしょう。

電話とLINEが中心で、毎月のデータ使用量が少ない方は、UQ mobile、Y!mobile、楽天モバイルなどが候補になります。

外出先で動画を見ることが多い方や、30GB程度必要な方にはahamoも選択肢ですが、原則としてオンラインでの手続きが必要です。

スマートフォンの設定が苦手な方は、店舗で相談できる会社を選ぶと負担を減らせます。一方、お子さんやお孫さんなど、申し込みや初期設定を手伝ってくれる方が近くにいるなら、ahamoやpovo2.0のようなオンライン中心のプランも検討しやすくなります。

オンライン手続きと店舗相談の選び方を示したイラスト

料金の安さだけでなく、困ったときに相談できる店舗や家族がいるかどうかも、プラン選びの重要な条件です。

乗り換える前に確認したいこと

スマホプラン変更前に確認する六つの項目

変更を申し込む前に、次の点を確認しておきましょう。

☑ 直近1~3か月のデータ使用量は何GBか
☑ 通話料とかけ放題オプションはいくらか
☑ 家族割や自宅インターネット割がなくならないか
☑ 今のスマートフォンをそのまま使えるか
☑ キャリアメールを引き続き使えるか
☑ SIMカードの交換や初期設定を自分でできるか
☑ 困ったときに相談できる店舗や家族がいるか

端末代金が毎月の請求に含まれている場合は、通信料金だけを分けて確認してください。月7,000円を払っていても、その中にスマートフォン本体の分割代金が含まれていれば、プラン変更だけで一気に3,000円になるとは限りません。

総務省も、携帯電話料金を比較するときは、データ使用量や通話の使い方、割引条件を確認するよう案内しています。

まとめ

60歳以上向けのスマホサービスはありますが、年齢だけで自動的に料金が安くなるわけではありません。

auは60歳以上向けの専用プラン、SoftBank・UQ mobile・Y!mobileは通話オプションの割引、楽天モバイルは65歳以上向けのポイント還元という違いがあります。

まずは今月の請求額とデータ使用量を確認してみてください。

電話をよく使うのか、店舗で相談したいのか、家族に設定を頼めるのかまで整理すると、自分に合うプランを見つけやすくなります。


今回調べる中で参考にしたもの

・総務省「携帯電話ポータルサイト」
・au「シニアバリュープラン」
・SoftBank「スマホデビュープラン+・60歳以上通話おトク割」
・UQ mobile「60歳以上通話割」
・Y!mobile「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」
・楽天モバイル「最強シニアプログラム」
・ahamo「料金・データ量」

※料金、割引条件、キャンペーン内容は変更される場合があります。申し込み前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

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